セミナー概要
こんなお悩みをお持ちの方に来ていただきたいセミナーです。
- 売上アップのため新規経営戦略を立案したい
- 資金計画をもっとしっかりとしたい
- 自社の経営力を向上させたい
- 経営に関する実践的な勉強をしたい、知識を深めたい
- 会社員の育成をしっかりとしたい
- 販売で新しいツールを使って行きたい、WEBやチラシを充実させたい
- 補助金や助成金、融資について知りたい
- 経営者の仲間がほしい
主催者 | 一般社団法人須坂青年会議所 |
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申し込み方法 | 電話/メール |
申し込み期限 | 2016年11月20日(日)まで |
日程 | 2016年11月25日(金)19時~21時まで |
電話番号 | 080-7009-2743 担当:中村 |
受講費 | 無料 |
持ち物・服装 | 筆記用具、メモ帳、ノートパソコン持ち込み可能。 電源端末・Wi-Fi環境あり。 服装は自由です。 |
講師 | 株式会社Avec Plaisir代表 工藤 靖(経営コンサルタント/事業計画プロデューサー) 講師案内はこちら |
場所 | 須坂市須坂1230−43 須坂ハイランド1F ※ハイランド1Fに看板(経営力向上セミナー会場という看板)を置くので目印にして下さい。 |
地図 |
前半部部分(60分) | 1、経営力を向上させるとは? 2、中小企業経営向上計画について 3、補助金・助成金・融資について |
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後半部分(60分) | 4、質疑・応答(30分) 5、グループワーク勉強会(30分) |
懇親会 | 終了後、懇親会を行いたいと思います。会費は5,000円。徒歩で行ける場所を用意します。自由参加です。 |
経済は右肩下がり
日本の人口は減少しており、子供の出生数も減っています。それに加えて須高地域は過疎化の問題にも直面する地域です。
残念ながらこの流れはより一層進んでいき、現在、人口5万人超の須坂市が10年後には5,000人以上も減り、2030年頃には3万人台まで減ることが予想されています。
市場が縮小しているため売上アップが難しく、自社が生き残ることさえも大変な現状に直面してきました。
この状況が進めば、資金力のない企業、あるいは経営力のない企業から最初に倒産します。だからこそ、生き残りをかけて経営力を向上させることが必要となります。
今は大丈夫だという企業も、5年後、10年後はわかりません。ここで踏ん張って、必死になって経営力を向上させた企業が巻き返すことは充分考えられます。追い詰められた人間ほど怖いものはないでしょう。先手を打った企業と後手に回った企業、未来はどうなるかわかりません。
だからこそ、経営力を盤石にすることは大切なことです。また追い詰められている企業はこうした機会で経営力向上について考えてみることが大切でしょう。
経営力を向上させるとは?
経営力を向上させるとは、経営の基盤をしっかりとさせることです。
中小企業はいつの時代も弱者であり、経営力を向上させていかなければ逆風が来た時にすぐに倒産するリスクが伴います。だからこそ、常に進化していかなければなりません。
売上が下がっている企業は、早急に新しいことにチャレンジしなければ厳しくなっています。しかしながら、チャレンジするには資金が必要なため資金力のない企業から倒産する、あるいは資金力のある企業が独り勝ちするという状況が現実です。
だからと言ってそのままの状況を受け入れるようでは経営者として失格です。
新しいことにチャレンジして自社を変革させたいと願う人が経営者です。
新しいことにチャレンジするなら、自社の基盤をしっかりとすることから始めるべきです。今回は、そうした自社の基盤をしっかりと固めていくセミナーです。
国では、そんな中小企業を応援するための仕組みがあります。それが「中小企業経営向上計画」です。これは、がんばっている中小企業を国が認めてくれる制度で、認められることで融資・固定資産税の軽減・補助金などで優位性を確保できる仕組みです。
簡単に言えば「中小企業経営力向上計画」を立てて申請すれば、あなたの会社は経営力の基盤が少し固まります。A4用紙2枚だけです。それほど難しいものではありませんが、多くの中小企業が行っておりません。だからチャンスです。
この「中小企業経営向上計画」を作成することが、経営力向上のためのスタートです。
「中小企業経営力向上計画」の申請について
目的 | 今期28年度補正予算や今後の国の補助金事業で、この認定を取得して置くと審査での加点要因となったり、固定資産税の軽減や、金融支援の優遇処置がとることができます。 申請はA4二枚の事業計画策定(財務分析等も含む)を行います。 提出後約30日で認定取得可能かと思います。 |
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スケジュール | 11月30日 該当する省庁あての申請 12月28日 認定交付 の予定です。本件は、今後も補助金関連では取得していく必要なる認定ですので是非ご検討の程よろしくお願いします。 |
中小企業・小規模事業者等による経営力向上のための取組の支援 | (1)経営力向上計画の認定及び支援措置 中小企業・小規模事業者等は、人材育成、コスト管理のマネジメントの向上や設備投資等、事業者の経営力を向上させるための取組内容などを記載した事業計画(「経営力向上計画」)を作成します。 計画の認定を受けた事業者は、機械及び装置の固定資産税の軽減(資本金1億円以下の会社等を対象、3年間半減)や金融支援等(低利融資、債務保証等)の特例措置を受けることができます。 (2)認定経営革新等支援機関による支援 認定経営革新等支援機関(主に商工会議所、商工会、中央会、金融機関、士業等)による計画策定の支援を受けられます。 |
事業計画書を書く経営者と書かない経営者の差
日本では、創業3年以内に潰れる会社が70%以上あるそうです。しかし、日本政策金融公庫のデータによると全く違うデータが得られます。日本政策金融公庫が融資した企業の何年後は安心して経営する企業が多く、そのようなことにはなっていません。
目標売上の達成状況 | 達成 48.4% 未達成 51.6% |
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創業後の採算状況 | 黒字基調 65.6% 赤字基調 34.4% |
補足 | ・事業が軌道に乗るまでには6ヶ月以上かかる! ・約6割の企業が「黒字基調」と回答しているものの創業前に予想した売り上げを達成できていない企業は半分以下! |
※日本公庫総合研究所2013年度新規開業実態調査より
なぜこうも違うのか?
その理由は、日本政策金融公庫から融資を受けるには事業計画書が必要だからです。上記データは事業計画書をしっかり作成した者を対象としてます。
このデータから、事業計画書の重要性が理解できるはずです。
では、事業計画書を書いた人はどれくらいの割合でしょうか?
事業計画書作成 | 作成した 25.4% 作成しなかった 74.6% |
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事業計画書の内容 | 事業目的やコンセプト 71.8% 商品・サービスの内容や特徴 53.6% ターゲットとする顧客の特徴 43.6% 必要な運転資金の額 44.5% 起業後の収支予測 50.9% |
事業計画を作成して良かったこと | 事業の内容や特徴を整理できた 41.7% 自社の強み・弱みを整理できた 25.0% 欠けていた視点に気づいた 18.5% 金融機関からの資金調達 13.0% |
事業計画書未作成の理由 | 事業規模が小さい 自己資金だけで開業した |
※2014年日本政策金融公庫2014年「起業と企業意識に関する調査」から
創業3年以内に潰れる会社が70%以上あるにもかからわず、事業計画書をしっかりと書いている方は65.6%も黒字基調になっています。そして、事業計画書を書いた人は25.4%でした。これらのデータから、おそらく創業3年後に生き残る人たちの半分以上は事業計画書を書いた人たちです。事業計画書を書かなかった人たち6、7人に1人しか3年後に生き残らないという現実を示しています。
つまり、事業計画がしっかりとしている企業と、しっかりとしていない企業ではこうも大きな差が生まれます。
多くの社長は、頭の中に曖昧だけどビジョンや経営戦略を必ず持っているはずです。でも、それが計画になっていないだけなのです。
まず最初に目指すべき目標は、経営戦略や事業計画をもっとSMARTにしながら実現可能なものにすることです。
S:Specific = 明確に、具体的に
M:Mejorable = 計測可能に、数字になっている
A:Agreed upon = 同意して、達成可能な
R:Realistic = 現実的
T:Timely = 期限が明確
事業計画をSMARTにすることによって、あなたの会社のより盤石な経営力向上を一緒に目指しましょう。
「勉強を始めるには遅い」なんてことはない!
2代目社長、3代目社長で事業計画書や経営戦略を立てたことのない方は多いでしょう。でも、ご安心ください。実際、世の中そんなものです。事業計画や経営戦略をSMARTにしている社長は意外と少ないのです。
逆に考えてみましょう!!
経営戦略や事業計画書をSMARTにさえできたら、あなたのライバル企業を一気に出し抜くことができるのです。まわりが手を打たない時、まわりが準備できていない時に準備するのです。だから、学ぶことに価値があります。
今回はそんな方々を対象としており、みんなで一緒に楽しく考えていくセミナーです。
勉強を始めるには遅すぎるなんてことは絶対にありません。この機会に勉強を始めればよいのです。そういう方々もこのセミナーには必ず来ていただけます。だから、恥ずかしい気持ちや後ろめたい気持ちなど必要ありません。無知のまま来てください。みんながそうです。だから、みんながあなたをお待ちしておりますし、あなたも向上心ある方々との出会いが必要でしょう。
事業計画書の見方を知らない経営者の方が、むしろ経営力が飛躍的に向上できる可能性と大きなチャンスを持っているのです。
右肩下がりの市場では売上が下がる一方です。今は良くても、ここ数年のうちに死に物狂いで会社を立て直した優秀な経営者と数年後に戦うことになるかもしれません。そうしたら、安全な中小企業なんてほぼありません。中小企業である限り、逆境と闘い続けなければならない道にいます。だからこそ、ここで経営力を盤石にする必要があるのです。
一緒に勉強をしませんか?
きっと踏み出す小さなあと一歩が、あなたの経営力を変える大きなスタートです。
あと少しだけの勇気が、あなたの明日を変える!!
当日、勇気のあるあなた、向上心のあるあなたとお会いできることを楽しみにしております。